時間とは目にも見えず触ることもできないものですが、最も正確・精密に測定できる不思議な物理量です。それを測定するための装置が時計です。日時計の発明以来、連綿と進化を遂げてきた時計ですが、最近、日本で発明された光格子時計という装置が注目されています。長い歴史を振り返りながら、時計についてお話ししたいと思います。
[日時] 2019年3月23日(土) 13:00~14:30
[会場] 9階科学工作室 ⇒10階探究実験室に変更(2/5更新)
[対象] 高校生~大人(小・中学生で興味のある方も参加できます)
[定員] 40名
[申込] 事前に電話(043‐308‐0511)でお申込みください。
[講師] 安田 正美(産業技術総合研究所 計量標準総合センター 物理計測標準研究部門 時間標準研究グループ グループ長)
[講師プロフィール]1971年 広島県生まれ。世界一大きな砂時計がある島根県仁摩町で育つ。1998年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。アメリカ・イェール大学博士研究員、東京大学助手を経て、現在、産業技術総合研究所・計量標準総合センター・物理計測標準研究部門・時間標準研究グループ長。専門は、光周波数標準、時間標準。現在の主な研究テーマは、光格子時計の高精度化・可搬化・高信頼化。著書に「1秒って誰が決めるの?」(筑摩書房)、「単位は進化する」(化学同人)がある。
開催時間 | 2019年03月23日1:00 PM - 2:30 PM |
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