[大人が楽しむ科学教室2019]　

近年の高度情報化社会では、各種のビッグデータの持つ情報を、統計学を基本とするデータサイエンスの知識を用いて活用することが重要です。本講座では、“最強の学問”と謳われる統計学について、考え方の特質やデジタル社会における効能について分かり易く解説し、文系・理系を問わずに必要な素養としてお勧めします。さらに、統計不正や統計によるウソを見抜くために必要なデータに接する際の留意点についても、実例を交えて説明します。

【講　師】田栗　正章（千葉大学・大学入試センター　名誉教授）

東京大学大学院工学系研究科修了。工学博士。千葉大学理学部長・学長特別補佐、大学入試センター研究開発部長・副所長、中央大学大学院客員教授などを経て、千葉大学・大学入試センター名誉教授。現在日本学術会議連携会員。サンプリング・リサンプリング理論の数理的研究・官庁統計への適用、多次元データの図的表現法の開発、日本人のHLA血液型の統計分類と腎移植システムの構築、大気汚染物質濃度の拡散シミュレーション・予測、入試の統計解析、高校・大学の統計教育、等の研究を行ってきた。2008年度大内賞、2016年度日本統計学会賞など受賞。

【開催日】9月21日（土）

【時　間】14：30～16：00

【場　所】7階企画展示室

【対　象】高校生～大人　※興味がある小・中学生の参加可

【料　金】常設展示入館料のみ（大人510円/高校生300円/小・中学生100円）

【申込み】電話　043-308-0511（代表） 受付時間　9：00～19：00（休館日を除く）

 

開催時間	2019年09月21日2:30 PM - 4:00 PM