フェスタ記念講演会

【概要】皆さんの体は約37兆個の細胞でできています。その細胞の１つ１つに「細胞核」があり、その中にゲノム情報を載せた物質・DNAが格納されています。DNAには、過去に生きていた皆さんの祖先（とてもたくさんの祖先がいました）のゲノム情報が詰まっています。これを調べることで「私たち」が、どのように形成されてきたかを理解することができます。この講演ではゲノム情報から読み解く「私たち」の歴史についてお話します。

【講師】太田　博樹（おおた　ひろき、東京大学大学院理学系研究科　生物科学専攻）

（プロフィール）1968年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了、博士（理学）。マックス・プランク進化人類学研究所、イエール大学医学部の博士研究員、東京大学大学院新領域創成科学研究科の助教、北里大学医学部解剖学の准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科・教授。専門は人類集団遺伝学、分子人類進化学、ゲノム人類学。国際分子生物進化学会でW.Fitch賞を受賞。単著に『遺伝人類学入門　− チンギス･ハンのDNAは何を語るか』（ちくま新書 2018年）。編著に『ヒトは病気とともに進化した』（長谷川眞理子と共編、勁草書房  2013年）。

【開催日】１０月３日（土）

【時間】１４：３０～１６：００

【会場】７階企画展示室

【対象】高校生～大人　※興味がある小・中学生の参加可

【定員】50名　※満席

【申込】電話（０４３－３０８ー０５１１）で事前予約

開催時間	2020年10月03日2:30 PM - 4:00 PM