身近な科学シリーズ

【概要】
染織文化財の研究は、非破壊による分析がおこなわれるようになったことで、より安全に幅広いデータを測ることが可能になりました。このような、文化財の科学的分析から、修復、保存の技術構築が進んでいます。二次元分光放射計による江戸時代のきものに使用された染料の推定やヨーロッパ製タピストリーの測色分析の事例などから、染織文化財の測色研究の現在についてお話しします。

【講師】瀬川　かおり （せがわ　かおり、染織文化資源研究所 嘱託研究員）

（プロフィール）
2000年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了（博士（工学））。人間の視覚・色覚特性の研究に従事。産業技術総合研究所、東京工業大学、早稲田大学、横浜国立大学　研究員を経て現在に至る。女子美術大学、日本女子大学、相模女子大学、江戸川大学 講師。

【開催日】２０２１年１月２４日（日）

【時間】１３：３０～１５：００

【会場】１０階探究実験室

【対象】高校生～大人　※興味がある小・中学生の参加可

【定員】３０名

【申込】電話（０４３－３０８ー０５１１）で事前予約

開催時間	2021年01月24日1:30 PM - 3:00 PM