[大人が楽しむ科学教室2019]

太陽系外惑星とこれからの生命惑星探査

宇宙には地球以外にも生命を育む惑星はあるのでしょうか？　１９９５年以降、太陽以外の恒星を公転する惑星（太陽系外惑星）が４０００個以上も発見されています。その中には、恒星からの距離がちょうどよくて、表面に液体の水（海）があるかもしれない生命居住可能惑星も発見されています。天文学では、第２の地球と呼べるような惑星を発見し、そこに生命の存在を探そうという研究が進められています。本講演では、これまでに行われてきた太陽系外惑星の研究と、現在行われている研究、そしてこれから行われる研究についてご紹介します。

【講　師】成田　憲保（自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター　系外惑星探査プロジェクト室　特任准教授）

１９８１年千葉県千葉市生まれ。２００３年東京大学理学部物理学科卒業、２００８年東京大学大学院博士課程修了(理学博士)。国立天文台研究員・特任助教、東京大学助教を経て２０１９年より現職。専門分野は、太陽系外惑星の観測と装置開発。太陽以外の恒星にある惑星がその親星の前を通過する食の現象などを用いて、系外惑星の大気や惑星の成り立ちを調べる研究を行っている。研究と並行して、最先端の科学の知識を子どもや一般に向けて伝えるアウトリーチ活動を行っている。主な著作物に「一家に１枚 宇宙図」(共著)や平成２７年版理科年表での解説記事などがある。

【開催日】１月５日（日）

【時　間】１４：３０～１６：００

【場　所】１０階探究実験室

【対　象】高校生～大人　※興味がある小・中学生の参加可

【定　員】４０名

【料　金】常設展示入館料のみ（大人５１０円/高校生３００円/小・中学生１００円）

【申込み】電話　０４３－３０８－０５１１（代表） 受付時間　９：００～１９：００（休館日を除く）

開催時間	2020年01月05日2:30 PM - 4:00 PM