かずさDNA研究所シリーズ
油から健康を科学する
油(脂質)は3大栄養素の1つであり、生物が生命活動を維持するために不可欠なものです。私たちは脂質を食物から摂り入れているだけでなく、からだの中でも様々な種類のものを作っています。からだの脂質バランスは健康維持にとっても重要であり、このバランスが崩れることで病気に繋がることも知られています。本講座では、からだにおける脂質の働きを通じて、科学的に健康を考えたいと思います。
【講 師】池田 和貴(いけだ かずたか、かずさDNA研究所 ゲノム事業推進部 生体分子解析グループ グループ長)
2006年名古屋市立大学・薬学研究科・博士前期課程を修了後、東京大学・医学系研究科・特任助教、慶應義塾大学・先端生命科学研究所・特任助教、理化学研究所・統合生命医科学研究センター・副チームリーダーを経て、2020年より現職。長年、生体中で代謝される分子の網羅的な解析(メタボローム)の技術開発に取り組んでおり、代謝分子と病気との関連性についても研究を進めている。将来的に、様々な病気の早期発見や予見をすることで、社会に貢献したいと考えている。
【開催日】11月28日(土)
【時 間】13:30~15:00
【場 所】10階探究実験室
【対 象】高校生~大人 ※興味がある小・中学生の参加可
【定 員】20名
【料 金】常設展示入館料のみ(大人510円/高校生300円/小・中学生100円)
【申込み】電話 043-308-0511(代表)
開催時間 | 2020年11月28日1:30 PM - 3:00 PM |
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