[大人が楽しむ科学教室2019] 生物学の今シリーズ
植物のエボデボ〜どうしてこんなに姿が多様なのか~
植物の姿形は千差万別です。どうしてこれほどに姿が多様なのか。そういうことを研究するのがエボデボという研究分野です。基本的な形作りの仕組みを理解した上で、そのどういう部分が改変されて特異な姿ができるのかを調べる分野です。
アリと共生するボルネオのアリ植物、水陸両用植物のアワゴケ、双葉のうち片方だけで一生を過ごす一葉植物のモノフィレアなど、私たちの研究室で研究している植物たちの変わった姿を紹介します。
【講 師】塚谷 裕一(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 教授)
神奈川県生まれ、1988年東京大学理学部植物学教室卒業、1993年東京大学大学院理学系研究科生物学科修了、博士(理学)。東京大学分子細胞生物学研究所助手、岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所助教授を経て、2005年より現職。植物の形作り、とくに葉の形態形成の研究をメインに、ボルネオなど海外フィールドでの野外研究も進めている。三浦しをん作の小説『愛なき世界』の舞台は研究室メンバーがモデル。
【開催日】9月28日(土)
【時 間】13:30~15:00
【場 所】9階科学工作室
【対 象】高校生~大人 ※興味がある小・中学生の参加可
【料 金】常設展示入館料のみ(大人510円/高校生300円/小・中学生100円)
【申込み】電話 043-308-0511(代表) 受付時間 9:00~19:00(休館日を除く)
開催時間 | 2019年09月28日1:30 PM - 3:00 PM |
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