[千葉市科学フェスタ2019記念講演]
核種製造マニアの研究者とながめる元素周期表
~科学だけじゃない、歴史や国際情勢までも見えてくる?!~
万物は元素でできている――。古代の哲学者は[火・水・土・空気]の4つをもとに世界が構成されていると考えていたようです。その後、中世の思想と技術の粋・錬金術を経て発展を遂げた近代科学は、今から150年前、元素周期表で説明できる世界を手に入れました。
核種(放射性物質)製造のような放射線分野では、教科書に載っている平面的な周期表を立体的に眺めて居ます。その結果、何が見え、何ができ、何を利用できるのか。
今日はそんな話をしてみたいと思います。
【講 師】永津 弘太朗(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部 放射性核種製造グループ研究総括)
1998年東京理科大学大学院・薬学研究科修士課程修了後、住友重機械工業に入社。PET診断医利用する放射性医薬品合成装置の開発・医療機器申請等に従事。2006年以降、放射線医学総合研究所にて核医学診断及び治療に利用する放射性核種の製造研究等に従事。2010年東北大学大学院工学研究科より博士(工学)を授与される。
【開催日】10月5日(土)
【時 間】13:30~15:00
【場 所】7階企画展示室
【対 象】高校生~大人 ※興味がある小・中学生の参加可
【料 金】常設展入館料(大人510円、高校生300円、小中学生100円)
【申込み】電話 043-308-0511(代表) 受付時間 9:00~19:00(休館日を除く)
当日は12:30に7階企画展示室前の特設受付にて予約のお名前を確認し、整理券をお渡しします。
会場への入場は10分前を予定しています。
開催時間 | 2019年10月05日1:30 PM - 3:00 PM |
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