文明開化の時代、来日した海外の研究者達が数多くの生物標本を本国に持ち帰りました。これらの標本をもとにイソギンチャクでも多くの新種が報告されましたが、それらはその後顧みられることはほとんどなく、今となってはそれらが何者なのかわからなくなってしまっています。講演ではその背景に触れながら、現在進みつつあるこれらのイソギンチャクの分類学的研究と、その過程で再発見された東京湾深海のイソギンチャクを紹介します。
[日 時]2019年1月19日(土)10:30~12:00
[会 場]9階科学工作室 ※会場は変更する場合がございます
[対 象]高校生~大人(小・中学生で興味のある方も参加できます)
[定 員]40名
[申 込]事前に電話(043‐308‐0511)でお申込みください。
※キャンセルの際は、ご連絡をお願いいたします。
[講師]柳研介(千葉県立中央博物館分館海の博物館 主任上席研究員)
1999年に東京水産大学大学院修了(水産学博士)後、同年4月から千葉県立中央博物館分館海の博物館に勤務。イソギンチャク類の分類学的研究を主として、「イソギンチャク学」を研究テーマとしている。
※本講座は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の協力で開催いたします。
(外部リンク)海の学びミュージアムサポート
開催時間 | 2019年01月19日10:30 AM - 12:00 PM |
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