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千葉の“珍”名山

最高峰・平均標高ともに「日本一低い」都道府県の千葉。その標高は平均で45mで、最高峰の愛宕山でさえ408mしかありません。しかし、千葉にはちょっと変わった山があるんです!
有名な山だと「鋸山」もそのひとつ。良質な石材が採れるため、江戸時代より山が切り取られてきました。その結果、「地獄のぞき」と呼ばれる断崖絶壁が作られたのです。
他にも、物騒な名前の「人骨山(ひとぼねやま)」、標高285mしかない「富士山」などが存在します。「房総のマッターホルン」として愛される「伊予ヶ岳」も忘れてはいけません。その尖った山頂部が愛媛県(旧・伊予国)の石鎚山に似ていることから名づけられたそうです。
あなたもぜひ、地図を開いて千葉の“珍”名山を探してみましょう。

 


図 人骨山周辺の地形図 (出典:国土地理院ウェブサイト「地理院地図」)

 

参考文献: [平均標高] 国土地理院技術資料 E.1-No.215 国土基礎データ集(平成5年3月). 都道府県別平均標高立体模型 (https://cyberjapandata.gsi.go.jp/3d/average/average.html). [各都道府県の最高地点] https://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa41196.html [山名・標高 ] 地理院地図

 

執筆: あきもと

2020.06.01