スマートフォンやコードレス家電など、わたしたちの生活は電池で動くものがいっぱい。もっと長持ちすればいいのになぁと思いませんか？そんな夢を叶えてくれるかもしれないのが「全固体電池」です。
あれ？今の電池も固体じゃないの？と思う人がいるかもしれません。ほとんどの電池には「電解質」という液体が入っていて、漏れると危ないため、何重にも漏れない対策をした容器に入っているのです。
全固体電池はこの電解質を固体にしたもの。漏れる心配がないので、同じ大きさなら大容量に、電池の容量が同じならグッと小さくできると言われています。あと数年もすれば、電池を使う生活がもっと便利になっているかも！

小さくて大容量の電池は、電気自動車にも必要不可欠です。
同じ電池の大きさで走れる距離が増えれば、もっと便利になるでしょう。
（写真は、千葉県庁にある電気自動車の充電スタンド）

執筆: のぞえ