先日、おにぎりを作っていたときのことです。焼きのりのパッケージに「3つ切り」と書いてありました。調べてみると、「3つ切り」とはサイズを表していました。のりには基本となるサイズがあり、たて21cm、よこ19cmのものを「全形」と言います。この全形を同じ大きさに3つに切ったものが「3つ切り」で、おにぎりに巻くのにちょうど良いサイズというわけです。
サイズを表すときに、特有の言葉を使うものがたくさんあります。例えば、コピー用紙やノートのサイズは、「A4」や「B5」という表し方をします。また和室のたたみは「1畳」という単位があり、部屋の広さを表すことができます。どうしてこのような表し方になったのかも調べてみると新たな発見があるかもしれません。

執筆: たかつと