しばらく乗らない間に自転車が錆びついていた、そんな経験はありますか? 時間が経つにつれ、金属は錆びてしまうことがあります。プラスチックは錆びることがないのに、なぜ金属は錆びるのでしょう?
身の回りの錆(さび)の原因の多くは、空気中にふくまれている「酸素」や「水」にあります。一部の金属は酸素と水がふれると「酸化」という反応が起こり、別の物質に変わります。環境中の物質により酸化などの反応を起こして金属が変化したものが錆とよばれるのです。一方、プラスチックは空気中の酸素にふれても、錆のようなものはできません。その代わりに、ボロボロにくずれたり割れたりすることがあります。
金属によって、錆の色は異なります。身の回りには何色の錆があるのか、探してみるとおもしろそうですね。
自転車の錆
執筆: かねしま