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「節分」は2月3日? それとも2月2日?

「節分」と聞いたら多くの人が「2月3日」を思い浮かべるでしょう。しかし、2021年の節分の日は2月2日です。これは124年ぶりの出来事です。何故、日にちが動いたのでしょう?

それには太陽と地球の動きが関係しています。

実は地球が太陽の周りを1周するのに、実際には365日と約6時間かかります。この6時間が4年で1日になるため、閏年(うるうどし)で調整しています。しかし、二十四節気の場合は閏年では追いつかず、45分ほどずれ続けていきます。この調整のため2021年は立春が1日ずれて2月3日となり、その前日である節分も2月2日となったのです。

ちなみに、来年の節分は2月3日になり、2025年には再び2月2日になります。豆まきや恵方巻を食べるときはご注意を! より詳しく知りたい方は、国立天文台のホームページなどで解説されているのでオススメです。

参考: 国立国会図書館「日本の暦」(https://www.ndl.go.jp/koyomi/introduction/index.html), 国立天文台「暦計算室」(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/), 国立天文台「暦計算室 節分の日が動き出す」
(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html)

執筆者:むとう

2021.01.29